現場とプロ意識
Daisuke@仕事中
26 Nov 12:24

TSさんWrote:
> SD9/10持ってるプロって少ないですか。画質優先でプロ使用が意外に多いのではと思ったのですが違うんですね。

あまり仕事の現場の話もなんですが・・・

デジタルカメラが出回ってから、お手軽イメージが広がりプロ意識というのが下がっているのも事実です。細かい事をいうとデジタルの方がPCや周辺機器にお金が掛かり、感材代を節約できると思っている人が多いですがそれは、間違いであると思います。 JPEG撮りっ放しで納品は当たり前。 SD-9やSD-10がプロで使われないのはRAWの予備知識が無いうえ、知った所で周辺機器が掛かるという事で見送り。 というのが多いです。RAWでそのまま納品して編集者に押し付けるプロもいるという事も事実です。 情けない事に自分で現像してプロファイルを付けて納品まで出来る人は一握りです。SD系は必ず現像が伴うので自分が常識と思われる事は、他の現場では非常識になる事もあります。 今回はお店の営業前に撮影して食事を頂きながら、ibookで現像して納品してますが外出先で現像するにはモニターも合わせる事はRAWを扱う人として常識です。しかし、実際はPCでモニターを合わせている事すら稀で、撮影時にカラーメーターで計ったデーターでSPP2.1で現像している私は奇特な変人扱いです。(笑 SD以外のカメラはローパスフィルターが撮影素子の前に入る為、カメラごとにフィルター分の露出倍数が加わり、入射光露出計の数値が一致しません。 逆を言えば露出計の数値が一致するのはSDしかないとも言えます。また、私は撮影で出来る事は撮影時に行い、PCで後処理を最小限にして、納期短縮に努めています。 今後はきちんとしたワークフローを徹底し技能講習も行い一定レベルに満たない人には仕事を与えないようにするそうです。 これ以上、単価や仕事を減らさない為にも私達はこれだけ出来ます。とアピールするうえに良い仕事をしても、見た目で判断されやすいエントリー機種はNGという方向です。SD-7(仮称)がどれだけの機種になるかは楽しみですが、12万円でトラブルの多い機種になるよりは16万円でも使えるカメラにして欲しい。 これはSIGMAさんへの要望ですね。