Re: ダイナミックレンジとはなんだろう。
TS
25 Nov 09:06

この当たり私も「理解出来ない派」の一人なのですが、例に依って強引に自分の中で理解しようとしてます。
で、根拠の無い私の理論では、RAWで考えた場合12ビットと云う事は、受光素子で認識出来るアナログデータを&H000〜&HFFFの範囲のデジタルに変換していると云う事になると思うのですが、
この認識可能な範囲がS3proは4倍に広がったと云う事で、&HFFF段の階段が段数は同じでも長さが従来より4倍になったと理解しています。
従来であれば、暗くて見えなかった地下室が更にしたまで階段が下に伸びたのである程度見える様になったり、眩しくて見えなかった上空が階段が上に伸びて見える様になったと理解する訳です。
階段の全体の長さは伸びても段数は同じですので、当然1段当たりの高さは高くなる訳ですが、この階段は真っ直ぐでなく、神社の屋根の様にカーブしてる階段だと思われるので、両端の階段程以前との差が大きいものと想像しています。
この&HFFFの階段を256段=&HFF段に間引く訳ですが、あとはどうやって間引くかはメーカの画像エンジン次第と云う事です。
この間引き方で従来つぶれていた部分を、モニタや印刷時の階調表現内に納める事が可能になったと。
これが私の(あくまで根拠の無いTT)ダイナミックレンジが広がった理解方法です。・・・余計に判らないかな?

コゲラさんWrote:
> RAW現像で自分の意とする部分の表現が広がることはあると思うのですが、いったいどうなんでしょう。
御指摘の通りと思います。RAWで現像する場合は現像ソフトの制約はあるものの、画像エンジン変わりに自分で調整可能と云うことだと認識しています。Jepgは間引かれた状態ですが、RAWは元データですから、間引き方の調整が可能だと云うことだと思います。
でも、RAWデータ自体で黒つぶれ、白飛び、色飛びしてしまった部分は救いようがないですよね。

S3proのダイナミックレンジの広さは魅力を感じます。解像感と同じ位重要な要素と思っています。
いくら解像度が高くても画素間の差が無ければ、解像感は生まれてこないと思うからです。
でも、色の分離性はフォビオンにかなう素子はないので、「SD10の勝ち!」と審判してます。